

天気がよくお昼寝日和。
おそらく5回くらいは寝ては起きてを
繰り返した気がする・・・
至福の昼下がり。
ほんとうに心安まる時間は
どこにも持ち出すことができません。
ことばを尽くしても
伝えることは、とてもむずかしいこと。
ただ喋っていただけ
ただいっしょに横にいただけ
それだけなのだけど、自分にとって
かけがえのないひとときだったりするのです。
先日のアトリエ・エーで
むっちゃんと過ごした時間も然り。
お家で描いてきたスケッチブックには
動物やお花の絵がたくさん。
さらにカラフルなタイトル文字が躍り
とても素敵。
でもその日は「工場を描く。」と言うむっちゃん。
なぜ?・・・と思いつつ見守ります。
最初白い紙いっぱいに、大きく階段状の建物を描いたり、
煙突を真ん中に一本大きく描いたりしますが
どうも気に入らないらしく、消しゴムで消してしまいます。
そこで「工場にあるものを描いてみて」と
お願いされました。
わたしこそ、うんうん唸りながら
何とか工場の風景を思い出して
こんな形?こんな建物?と描いてみます。
ようやくむっちゃんも鉛筆が動きだし、
工場の全景が見えてきました。
そこに加えられたタイトルが「自然のきれいな工場」。
なるほど !
そこから「自然」「きれい」の言葉を繰り返しながら
グリーンを中心に色づけが始まります。
さらに勢いが出て来て、2枚目に描いたのは
「お菓子の工場」。
どうやら中ではカールが作られているそう。
2人で完成した絵をながめながら
しばらく工場の中を想像する時間。
煙突から立ち上る煙もおいしそうです。
ちょうど読み終えたばかりの
モーリス・ドリュオンの童話「みどりのゆび」を思い出しました。
主人公のチトの持つ不思議な親指は
武器を作る工場さえも、お花いっぱいにしてしまうお話。
むっちゃんの工場も
グリーンの建物に明るいドアがあって、
わたしが最初に「工場」から連想した
灰色の空気はどこにもありません。
なんだか心にうれしい気持ちが立ちこめます。
ほかにも楽しいことがたくさんあったのだけど
言葉にしたら、つまらなく聞こえてしまいそうなので
そのまま心にとどめておきます。
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