10.22.2011

い つ か の ど こ か



今回のツアータイトル " travel to home "
よくぞこう名づけたなぁ、と思わずにはいられない。

東京で出会った幾人もの大事な人と
生まれ育った大阪で会えたことは
本当に不思議な感覚で、すごいすごい嬉しかった。

最初、おずおずと東京にやって来た時には
想像もできなかったこと。

ただ到着地点はhomeなんだけれど、
わたしには今そう呼べる場所はないなぁ、と気づく。
言い換えると、どこでもそうなり得るということ。

明確な場所というよりも、
あぁこの瞬間。何も話さない今。ただ座っているだけ。
何でもない時ほど、そのようなものの片鱗が
目の前をちらちらと行き交う旅だった。

ほんとに楽しかった。
あたたかい気持ちを分けて下さった
すべての方に心より感謝。
またすぐ帰るけど!

10.01.2011

つながるつながる




それでなくとも常に鞄が重く、
年々、右肩下がりが気になるのに
朝1冊本を持っていけば、帰りには2冊になり、
2冊持っていても、帰りに3冊と雑誌と増えるのは、
もう止められないよう。

秋頃は特に、夏でさんざ稼働させた脳がからっぽにならないよう
自分なりに勉強の時間も作らなくては、と思うのか
最近は19世紀ヨーロッパの歴史のものなど
かいつまんで読んでいます。

かたや、ぷらっと立ち寄った本屋さんに並んでいた
新刊「高山ふとんシネマ」が、おもしろくて
購入した帰り道の電車で、ふと顔を上げると
降りる駅は、とうに過ぎ去っていました。

高山なおみさんによる映画、夢、本、仕事、過去についての
いろいろが並列に続く中、はっとしたのは、
わたしがいつもどれだけ身振り手振りを交えても、
そのよさを伝えきれない、よしもとばなな
「王国」シリーズについての章。

 —— あの頃、つま先から頭のてっぺんまで物語に浸り込んで、
 同じ部族の長老からのありがたいことばを、私はむしゃむしゃと
 食べるようにして読んでいた。


本を読んで、体に染みこませている感じを
同じように共有できた気がして、今ものすごく満足。
本の中で大きく握手を交わした気持ちです。

そういう事がまた、自分の実生活のつなぎ目に
重なる瞬間があるから、さらにおもしろいのです。


追伸:
何となくカバーを取ってみたら(どんなか必ず見たくなる)、
高山なおみさんの頭の中のポジショニングマップが出てきて
よけいに共感。わたしも時々書き出してみることがあるので。