何年ぶりか数えられないくらい久しぶりに
生まれ育った街に降り立ちました。
わたしの記憶に留められていた風景に
建物が足されたり、引かれたり、
前より古びていたり、あんまり変わっていなかったり。
目に見えるものから、たくさんのものが押し寄せてくる感じ。
その日は急に夏日になったこともあって、
景色がより白んで見えたこともあったけど、
本当にくらくらしそうでした。
バスに乗って、高校時代を過ごしたあたりも散策。
乗り込んで来た卒業校の高校生が
無邪気でかわいい。
さっき授業を受けたばかりの、先生の物まねとかしてる。
私服登校オッケーという校則だからこそ、
工夫を凝らして制服を着てくる風潮も
私たちの頃と変わってないみたいでした。
そこからモノレールで祖父母宅へ。
こんなに緑がたくさんあったかなー。
久しぶりでも、足が道を覚えていて
勝手に進む感じもおもしろい感覚。
今回大阪に帰ったのは、3歳からの幼なじみ3人組のうちのひとり
ひとみちゃんの結婚式のため。
記憶を辿れば、それはもう長いおつきあい。
今では何年かに一度会うか会わないかだけど、
会った途端にもう全部知ってる感じは、確かなもの。
もうひとりの幼なじみのよーちゃんと、
式中にぺちゃくちゃおしゃべりしていたら、
まだわたしが京都に住んでいた頃、
よーちゃんは一時東京に住んでいて、
その時に通ってた美容室がMOだと知って、ほんとにびっくり!
東京に美容室はごまんと存在するのに、
なぜ同じところ!それにマンションの一室よ。
すごいすごいうれしかったし、
代々木上原と熊野町が、がちゃんと繋がった瞬間でした。
東京に戻ってきてから、最近見つけてうれしかった場所の話になって、
前まで気に留めなかった空き地が、すごいきれいだったこと!といったら、
ふとしくんが、さささとデジカメを取り出して
「もしかして?」と見せてくれた写真が
わたしと同じ場所で、これも本当にうれしい瞬間でした。
どんどん新しい建物やお店ができるのも素敵だけど、
舗装されていない道や、名前もなくて
はっきりした意味を持たない場所が
ずっと残っていたらいいな、とささやかに思っています。