5.30.2009

夜 に めいそう


少し頭の中を整理して、
今晩中にひとつ書きものを済ませ、
一通手紙を書こうと
先ほどから机に向かっていたものの、
はたと気づけば、
このシールをどこに貼ろうか・・・を想像して
小1時間が過ぎてしまったよう。
全くもって着地しっぱいです。

昨晩も仕事帰りのアメ氏を
突然我が家に呼び、ふたりでちぢみ&ビール。
はじまりも終わりもないおしゃべりをして幸せ。

他人の夢の話ほど、つまらない話はない。と、
どこかで聞いたことがあり、
もう大人ですし、その点は重々承知なのですが
ついつい周囲に甘えて披露しまう、昨日みた夢の話。

で、昨晩は
母と共に、ふわふわのパン生地に
おいしそうな栗餡をつめて、いざオーブンへ。
という、温度が妙にリアルに伝わってくる夢でした。
食べたかったなー。

先日は、空にきれいな虹が2本かかっている夢でした。
この夢を見るのは、今年2度目です。
どちらも夢らしい夢でした。

まるで空模様の話題かのように、
ふんふんと聞き流してくれる人が
周りにいっぱいいてくれることは、
本当に感謝せねばなりません。

わたしも友だちの将来と健康と平穏な日々を
お祈りして眠ります。

5.28.2009

あ こ が れ の



ちょうど大学を卒業する頃に買った
VERY issue 8 を、時々ながめます。

(NYの雑誌なのですが、大阪では取り扱いが少なく
 本屋さんに問い合せると、必ず日本のVERYを差し出されました。
 いい思い出。)

ここに出てくるFASHION ASSISTANTという設定の
女の子のスタイリングが、とても素敵で忘れられず、
また、いつ見てもおしゃれなのです。

大荷物で空港についたところ、靴ずれを気にする様子、
レザーのバッグについた無造作な傷などなど
すべてが格好よく、こんなふうに働けたらなーと
うっとりしたものでした。

時代が変われどおしゃれであり続けることは、
きっとなかなかに難しいこと。
普遍的なおしゃれさんは
わたしが観た映画の中に、何人か存在していています。

アンナ・カリーナが出てくる映画や
「セリーヌやジュリーは舟でゆく」などはもちろん、
映画そのものがおしゃれなのですが、
もっと女性ひとりに焦点を絞ってみると、
「華麗なるギャツビー」でのミア・ファーロウ扮する
デイジーは本当に美しくて大好き。
「アニー・ホール」のダイアン・キートンも
テニス帰りのスタイルなど、パンツのラインやら
配色や小物、すべての絶妙なコーディネートにくらくら。
最近では「トニー滝谷」の宮沢りえちゃんが扮する
妻・英子がとても洗練されていて素敵でした。
一人二役で、ひさこになった途端
洋服に袖を通しても、しっくりこなくなっていたのが不思議。

それと、福音館文庫の「三つのミントキャンディー」に出てくる
ヴィクトリア伯母も、瞳は縁が金色がかったハシバミ色。
青銅色のガウンの裾をくるくると足にまとわせ、
子供も息をのむ美しさを振りまく人。

更には商才があって、いつもてきぱき。
しつけには厳しく、一見すると口うるさいようでいて、
わかっていても知らないふりをしていたり、
大きなところから、家族を見守る
魅力的な女性像でした。


・・・と羅列するのみで
延々続けてしまいそうなので、
また今度のおしゃべりに取っておきます。

は じ ま り

少し前にGALLERY KOYANAGIでみた
内藤礼のcolor beginningが、とてもよかったです。

何かしらの感情がうまれる瞬間とは、
赤ちゃんのうぶ毛に触れるときのような
あたたかい体温と、やわらかさを伴うもの。

その日の朝、鬱積しつつあった
泥色の気持ちの固まりも、すぐに溶けてしまいました。

5.18.2009

雨 風 本


雨あがりの朝。
風が強くてざわめくせいか、
通りの家々からのぞく木々の葉も、
緑の育つ力が、溢れこぼれるよう。

先日スタバで10年来の知人とコーヒー片手に
最近読んだ本の話になり、
わたしは、シュトルムの"みずうみ"、
イギリスの"狐になった奥様"
(いずれも岩波文庫。1920年代くらいの。)とか・・・
あと今は、1923年仏生まれロベール・サバティエの・・・と
ばらばらと羅列したら、
「前から思っててんけど、それっておもしろいん?」と、
ものすごく素朴に質問され、
長年抱えていたわりに素朴すぎて大笑い。

「うん。たぶん。」くらい曖昧にしか
答えられない自分自身も、なんだかおかしくて、
また笑うわたし。

たしかにいつも読む本が違って
(村上春樹など色々借りたけど、読んだり読まなかったり)、
でもよく一緒に本屋さんや図書館に行ってたのは、
重ならないその距離感が、ちょうどよかったのかしら。と。

そもそも本を読んでいるあいだは
全くひとりなので、誰と共有するわけでもなく、
とんでもなく遠い遠いところに
一人ぽつんと佇んでいるに等しいのだけれど、
時おり誰かと定点観測のように話してみると
その距離が伸び縮みして、
また新たな、おもしろい経験となるのです。

できるだけ自分と遠く離れたところからのリポートを
たくさん聞けたらいいなぁと思います。

ときどき出会う、何度読んでも頭に入らない本のうち、
「なぜだかわからないが、私はあの午後のことを
 色彩で覚えている。」
・・・という1文は、その日の気分とぴったりで
とびきり鮮明に記憶されました。

5.15.2009

1年に1度だけ





このあいだの日曜日はiwatoにて
年に1度のatelier Aライブペインティング
みんなたのしく描いてるよーLIVE2009

もちろん凌太くんの指揮の下、
準備体操から始まって、いざペインティング。

みな思い思いに
いつもより大きなキャンバスに描いたり
いつもと変わらないスケッチブックに描いたり。

お昼はカレーライスを一緒に食べながら
期待を裏切ることのないランチタイムショー。
歌って踊ってピアノを弾いて
わたしも参加できて、とってもうれしい。

睦月ちゃんが空手を披露。
今まで知らなかった一面を垣間みます。
その後、道着のまま色塗りをしている姿が
かっこよすぎ!

それからそれから・・・

あの子がこんな絵を描いていて、
その隣りでこんなこと言ってる子がいて、

・・・と、なにか特別なことが起こるわけではないのに
心がぎゅっと幸せになる瞬間が
ときどき波のように押し寄せて来ます。

帰り道、オープンテラスのカフェで
風にそよがれながら、ぼやーっとしつつ
さっきまでのことを一緒に思い返したり。

去年と同じ線をなぞっているつもりでも
決して同じになることは、もうなくて
でも相変わらずなところに安心し、
少しの変化、知らなかった所を分かち合うことに
大きな喜びを感じられる1日だったのだと思います。

お正月や誕生日と同じくらい
とても楽しみな年中行事となりました。

というわけで、今すでに
9月のだんじり祭りが待ち遠しくてなりません。

5.04.2009

ふ た た び


 まり先生がピアノを弾いています。
 教えるためというよりも、
 自分が弾きたい曲を、思うままに次々と

・・・という長い長い夢をみていたところ
atelierAの京太郎くんの電話で目覚め。
電話の向こうでギターをつま弾く京ちゃん。
「最近なにしてたー?」
「元気かー」
と、他愛のない会話をして切った後、すぐにメール。
友だちがピアノを弾いているムービーが送られてきました。

今日も友だちとの間に以心伝心が2つ。
静電気のようにぱちっと起こります。

それから日比谷野音でのSpringfieldというイベントへ。
よく晴れた空の下、緑に囲まれながら
ビール片手に、気持ちよく音楽を浴びる時間。

ただ、最後に登場された細野さんは
終始お元気がなく、ことば少なで、
「今日の気分はお通夜です。」ときっぱり。

一緒に音楽をしてきた人が
この世からいなくなってしまったという喪失感に
ずっと打ちひしがれているようでした。

悲しい。だけでは簡単に言い表すことのできない
深い感情が音楽に乗ってやって来て
何ともいえない気持ちになってしまいます。

けれども「清志郎がきっと一番好きな歌詞のはず」と
アンコールで歌われたのが「しあわせハッピー」。

 それこそが 人生のすべてさー
 どうだーどうよー しあわせハッピィー
 そうさー今日もー しあわせハッピィー

この歌のすごさを、改めて知ることとなりました。
特別な瞬間に、ひょこりと現れるこの曲。

なんでもない1日こそ
ものすごい幸せな1日であることを
なるべく忘れずにいようと思うけれど
ついつい目先のことに惑わされがち。

でも今日は総じていいライブ、
そしてよい1日でした。
明日も幸せでありますように !