2.14.2013

2 月




すっかり遠く遠くなってしまった大学生活を思い出す。
先日ひさしぶりに訪れた母校にて。

入学して間もない頃、キリスト教の授業で
まだまだはしゃいで落ち着かない女の子達に向かって、
先生がおっしゃったのはこんなようなこと。

「ここに座っている皆さんが、50年後に全員
 ここにこうして生きていると思いますか?」

毎日生きていることと、常に背合わせであることを
指し示された瞬間。

それでもそんなことは自動的に頭からすぐに離れ、
日々甘えた気持ちが先行し
わたしの大事な人はずっとわたしを見てくれていると
どうしてもそう思い込んでいた。
大学を卒業したのも、遥か昔なのに
まだ何もたいして変わらないものだと、どこかで未だ思い続けている。

でも時間はちゃんと流れ続けている。
先月、先々月と続けてわたしの2人の祖母が天へ召された。
一点の曇り無く悲しい。といったような、へんな気持ちが
電車に乗っているとき、家について椅子に座ったとき、
思わぬ瞬間に見え隠れしながら、しばらく過ごしている。

ただ、時折ゆらゆら揺れる感情を、分かち合える家族や友達が
わたしの心の近くに今、いることを心の底から幸せに思う。
それからわたしの祖母は、どちらも自分の人生を
全うしたのだと言い聞かせて。

書いたらすっきりするかと思ったけど
また泣けてきたなぁ。

ふたりの祖母の心強い応援を背中に受けながら
今日も明日も生きていく。うんうん。