最近気に入っている本といえば、野の草花。1982年出版とありますから、幼い頃必ず読んでいたはずで
確かにページをめくると、懐かしい感覚がふつふつふつ。
理科の教科書にあるような、
丁寧でまじめなタッチの草花の描写に、
ひとつひとつ名前が添えられています。
お店に来たアメちゃんが、ぱっとページを開いて
「ここ覚えてる。」と指したのは、
" がま " という、まさに野の草といった風貌で
沼地に生える、無駄のない姿かたちのもの。
幼いながらのそのセレクト、
そして彼女の頭の中で行われる知識の整理整頓のしかたに
改めて感心しました。
小学生の頃に一度、友だちと妹と一緒に
近所のレンゲ畑に連れて行ってもらい、立派な花冠をつくって
あたまに載せた記憶がありますが
もはや場所も時間も遠すぎて、夢みたいにぼやけた記憶です。
なんとなくキュロットパンツにベルトをしめてる自分が
お姉さんな気分だったことは覚えているのですが。
おととい、井の頭通りに並ぶ背の高い街路樹にも、
道ゆく人をこっそり見下ろすように、白いお花がついてることに
気がつきました。
今日の雨でずいぶん花が落ちていましたが
ハクウンボク(白雲木)という名前のようです。
信号待ちのあいだ、しばし眺めます。
そんな春の日。東京も3年目。しみじみ。
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