3.01.2020
kvina "希望"と可能性の日傘
OUR FAVORITE SHOPのひなまつり "希望"と可能性の日傘 と題したkvinaさんの展示に際し、西村亜希子さん編集の映像に合わせてte to hi として音楽を作りました。
実際に展示会場に足を運ぶと、歴史ある雛人形の傍らに、kvinaのきらめく要素が散りばめられており、日傘に託された言葉「希望」「可能性」が手に取って感じられるような気がしました。だんたんと外出が難しくなる頃のことでしたが、だからこそEmily Dickinsonが書き留めた詩が、時空を超えて、kvinaの手を通して、より際立ったことばとして届いたように思います。
内と外、その隔たりなどを、今は家にいながら日々体感しています。
9.05.2019
秋の訪れに
夏生まれなので暑い夏も心躍るのですが、秋の気配が近づいて、すっと全てが落ち着いていく感覚も大好きです。
娘の夏休み中はひとり課題図書として「よくできた女」読了。これは好みがはっきりと分かれそうですが、ひとり暮らしの30代女性が戦後イギリスで慎ましやかに暮らす中、よくよく人間観察をして胸の内ですっかり思いの丈を吐露する様は、飾らない本物の人生を垣間見るようでした。そういえば娘の絵本の好みも、なんとなく人生が感じられるような、暮らしがそこにしっかりと根付いている物語を、繰り返し読んでいる気がします。
夏の終わりに岩波ホールで映画「聖なる泉の少女」をひとり鑑賞した際にも、清涼な風が心に吹き込みました。ジョージアの山村に滑らかな水を讃える泉と、そこに仕える少女の心の機微を捉えた物語。言葉少なに進められる情景描写に、いつしかわずかな衣ずれの音にも耳を澄ましており、館外に出た時の町の喧騒には少し怯んでしまうほどでした。
とはいえ場所は神保町。久しぶりに訪れたのでいつまでも滞在できそうでしたが、そうもいかず、足早に見たいところを、かいつまんで巡りながら、音楽や舞台芸術にまつわる書籍が多く扱われている書店にてバレエの練習曲の楽譜を見つけました。バレエは華々しい舞台にも、もちろんうっとりしますが、コツコツと練習を重ねる際のピアノ曲は聴いていて飽きることがありません。少しは自分で弾けるように、というのがこの秋のひとつの試みです。
8.18.2017
涼しい8月に
少し前になりますが、Creative Lounge MOVの
5周年を記念したムービーに、te to hi として音楽を添えました。
MOVは、立ち上げ時からライブラリーの選書をお手伝いしたり、
エントランスのショーケースaiiimaのディレクションにも
携わったりと、思い出深い場所でしたので、
こうして時間を経て再び関わることができ光栄です。
イラストを担当されているSTOMACHACHE. ともえさんとも
さりげなく共演できたことも嬉しいです。
私がミシンをしていても、娘は見守ってくれますが、
ぱちぱちPC作業しているとなぜか妨害してくることや、
mac book自体がすっかり年代物で動きが鈍かったため、
ここ数年私のPC環境は氷河期のようでしたが、
そろりそろりと雪解けの予感です。
9.04.2016
Ann Sally Jazz Live in Kobe 2016
秋の入り口にライブ企画のお知らせです。
こちらは女学院時代の友人の「子育て中でも本格的なJAZZを愉しみたい!」
という純粋で強い思いに端を発し、生まれた企画。
彼女の思いに応えるべく、夫婦でサポートしております。
歴史ある酒蔵で、大人も子どもも皆が楽しめるライブとなればと
願っています。
前田ひさえさんのイラストのようなひと時に恵まれたら
こんなに嬉しいことはありません。
どうぞひとりでも多くの方と同じ時を過ごせますよう!
私も改めて自分の役割が「企画ト伴奏」であることを
思いながら、引き続きお手伝いできればと思います。
2.02.2016
Český Krumlov
日曜日。
trimでの ” te to hi と まいわい ” 無事終了致しました。
はじまりの曲 ” チェスキー・クルムロフ ” の曲に合わせて
文筆家のきくちゆみこさんがダイアローグを書き下ろしてくださいました。
チェスキー・クルムロフを訪れた時の私の雑多な記憶と、
こんな感じで・・・とお渡しした古書「高橋悠治 + 坂本龍一 長電話」から、
見事に生み出された、夢へと導かれる物語。
ちょっと照れくさいけれど、淡々と読む我々のトーンにも
無理なく合わさったのではないかと思います。
演奏後、お客さまの中にもチェスキー・クルムロフを訪れた方がいらして
「石畳!熊!」っとおっしゃって頂き、一緒に笑いました。
また機会がありましたら、ぜひ演奏したいと思います。
ライブの時にもお話しましたが、ちょうど1年前の1月に
trimから目と鼻の先の産婦人科で娘を出産し、緊張の面持ちで往復した道のりを、
1年後、キーボードや鉄琴、メトロノームやらたくさんの機材と一緒に娘を抱え、
タクシーに乗り込むことになろうとは!
なかなか面白い人生・家族になってきたな、と自負する1日になりましたこと、
まいわいさん、trimさん、お越しいただいた方々、いつも気にかけていてくれる
大切な友人達に感謝致します。
1.22.2016
te to hi と まいわい
まいわいさんのお誘いでte to hi として初めてのライブをします。
西荻窪のtrimにて、暖かいお飲み物片手にお聴き頂けたらと思います。
少し遅い時間ですがお子さま連れも歓迎いたしますので
お気兼ねなくご一緒にお越しください。
「te to hi と まいわい」
日 時:2016年1月31日(日)18:00開場/18:30開演
出 演:まいわい, te to hi
場 所:trim(東京都杉並区西荻南1-19-20)
料 金:2,000円(要1ドリンクオーダー)
*先着25名
*乳幼児入場可
【ご予約方法】
メール trim@cou.petit.ccへ
件名を『1/31のライブ予約』とし、お名前、フリガナ、ご希望の人数、
お電話番号をご明記の上ご送信ください。
お問い合わせ:trim(trim@cou.petit.cc / 03-3332-0051)
西荻窪のtrimにて、暖かいお飲み物片手にお聴き頂けたらと思います。
少し遅い時間ですがお子さま連れも歓迎いたしますので
お気兼ねなくご一緒にお越しください。
「te to hi と まいわい」
日 時:2016年1月31日(日)18:00開場/18:30開演
出 演:まいわい, te to hi
場 所:trim(東京都杉並区西荻南1-19-20)
料 金:2,000円(要1ドリンクオーダー)
*先着25名
*乳幼児入場可
【ご予約方法】
メール trim@cou.petit.ccへ
件名を『1/31のライブ予約』とし、お名前、フリガナ、ご希望の人数、
お電話番号をご明記の上ご送信ください。
お問い合わせ:trim(trim@cou.petit.cc / 03-3332-0051)
12.01.2015
te to hi
朝起きたらできていましたte to hi のページ。
まずはこれまでのアーカイヴを。
何にせよ細く長く続けることが理想です。
te to hi
"とつとつと奏でられるピアノや鉄琴のメロディに、
重なる電子音やおもちゃの軋む音。
静かな視点で情景描写を試みる音楽ユニット。"
プロフィールというよりも、自分への宣誓として。
9.02.2015
お で か け
原美術館にてCY TWOMBLY - FIFTY YEARS OF WORKS ON PAPERを
家族で鑑賞。
Nimphidiaという名の作品の前に佇む父娘の姿が、印象に残っています。
8月にはエリック・サティとその時代展をBunkamuraにて。
こちらも娘は大人しく鑑賞につき合ってくれ
ドゥ マゴのテラスでお茶も頂けたり、とてもよい気分転換に。
サティがシャルル・マルタンの挿絵に短いピアノ曲を添えた連作
「スポーツと気晴らし」は、酷暑の中にも涼やかな光を落とす
ある種の冷たさ(冷静、冷淡、冷やかし・・・?何かそういうもの)が
感じられて特に気に入り、この楽譜も購入し帰路につきました。
手近なものを取り合わせてそれらしく見せることに食傷気味の今日に、
この素描と音楽の呼応は、観ていてなぜか胸がすく思いでした。
-
写真はまた別の日に、通りすがりの市で夫が見つけた小皿。
私よりもずっとスウィートなものを見つける審美眼たるや。
He is good at finding some sweet things.
4.28.2015
お は よう
朝目覚めた時に、慎重にゆっくりと「お は よう」と口にする3ヶ月の我が子。
うまく口を動かせた時には満面の笑み。
言葉を発することそのものが、彼女にとって驚きであり、喜びであるようです。
生まれて初めて、ひらひらと舞う薄ピンク色の桜を見た日には、
帰宅後「さ くぅ らぁ」と言いました。
実際に見たものを、もう一度確かめるように言葉を発します。
もちろん1日の大半は、あーあーうーうーといわゆる喃語を発していて、
ぐずったり、泣いたりのちょっとした違いで気持ちを察するのですが、
歌を歌うと「おかあさん」「ちゅうりっぷ」「あか」など、
自分が知っている(=単語とそれが指し示すものが紐付けられる)ことばのところで
嬉しそうにすることは、私にとっても、ことばを用いて気持ちが通う瞬間であり、
特別な喜びが込み上げます。
その一方で、まだ見たことのない「うみ」や「ひつじ」「つき」など、歌詞に出てくる
知らないたくさんのことばのところでは、一体どんな景色が広がっているのかなぁと
不思議な気持ちになります。
ただ思い出されるのは、昨春聴きに行ったChristian Wallumrød Ensembleのライブ。
あの時に得た音楽の感触は、そっと小窓を開くと、目の前に
見たことのない新しい景色が広がったようでした。
もしかしてノルウェイのどこかのような、全く勝手な私の想像上のような、
でもそれは確かに、ずいぶん前から見たいと望んでいた風景。
あの時、奏でられる音楽から私が自由に景色を思い描いたように、
私が口ずさむ歌に、娘も彼女なりの情景を浮かべているのかもしれません。
とにかく今日は帰省先で、生まれて初めてたこ焼きを目にし、
お店のおばちゃんにたこ焼きひっくり返しながら、
「小っこいねえ。かわいいねえ。」と言ってもらった、穏やかなよい1日でした。
うまく口を動かせた時には満面の笑み。
言葉を発することそのものが、彼女にとって驚きであり、喜びであるようです。
生まれて初めて、ひらひらと舞う薄ピンク色の桜を見た日には、
帰宅後「さ くぅ らぁ」と言いました。
実際に見たものを、もう一度確かめるように言葉を発します。
もちろん1日の大半は、あーあーうーうーといわゆる喃語を発していて、
ぐずったり、泣いたりのちょっとした違いで気持ちを察するのですが、
歌を歌うと「おかあさん」「ちゅうりっぷ」「あか」など、
自分が知っている(=単語とそれが指し示すものが紐付けられる)ことばのところで
嬉しそうにすることは、私にとっても、ことばを用いて気持ちが通う瞬間であり、
特別な喜びが込み上げます。
その一方で、まだ見たことのない「うみ」や「ひつじ」「つき」など、歌詞に出てくる
知らないたくさんのことばのところでは、一体どんな景色が広がっているのかなぁと
不思議な気持ちになります。
ただ思い出されるのは、昨春聴きに行ったChristian Wallumrød Ensembleのライブ。
あの時に得た音楽の感触は、そっと小窓を開くと、目の前に
見たことのない新しい景色が広がったようでした。
もしかしてノルウェイのどこかのような、全く勝手な私の想像上のような、
でもそれは確かに、ずいぶん前から見たいと望んでいた風景。
あの時、奏でられる音楽から私が自由に景色を思い描いたように、
私が口ずさむ歌に、娘も彼女なりの情景を浮かべているのかもしれません。
とにかく今日は帰省先で、生まれて初めてたこ焼きを目にし、
お店のおばちゃんにたこ焼きひっくり返しながら、
「小っこいねえ。かわいいねえ。」と言ってもらった、穏やかなよい1日でした。
10.19.2014
sleeping in the baby bed
2014.10.24から、21_21 DESIGN SIGHTにて開催される
企画展「活動のデザイン展」にkvinaが出展されます。
展示タイトルの通り、形式にとらわれず、さまざまな発想に基づいた活動そのものの
着眼点とその過程に焦点をあてた展示となるようで、おもしろそう。
kvinaの場合は、イギリスのソーシャルプロジェクトfixpertsの手法に則って
enamel.さんの協力を得ながら、「魔法のピクニック」を実現するというアイディアを
プレゼンテーションするそうです。
その過程をおさめた映像に、夫とふたりte to hi として音楽を添えました。
機会がございましたら、是非ご覧ください。
_ _ _
21_21 DESIGN SIGHT企画展「活動のデザイン展」
2014.10.24.fri. - 2015.2.1.sun.
_ _ _
*
写真は、無事に組み上がったベビーベットに
さっそく寝そべるギター...。
我々なりに赤ちゃんを迎える準備をしています。
3.11.2014
今 日
編みものに没頭する時間が増えることと比例して
家でピアノを弾く時間がめっきり減ってしまいました。
どうやらどちらも似たような作用が働くよう。
考えてみると、編みものをしながらたまたまTVで放送されている
外国の古い映画やドラマ(ミス・マープルなどが流れているとうれしい。)を
流し見しつつ、そこにはコーヒーの匂いがして、ちょっとおやつを齧って・・・
という一連のことは、すべてわたしが幼い頃に母の傍らで過ごしていた時間そのもの。
当時の母くらい大人になった今、自らそれそのままに再現しているのです。
東京に引っ越してからも、自分の部屋にピアノがあることで
安心感を得られたのは、やはり幼い頃への郷愁の中に
ひとり身を置くことができたからかもしれません。
ピアノも編みものも、教本に倣って1音ずつ(1目ずつ)
かたちにしていく時間を地道に重ねていけば
いつしか1曲(1枚)の作品が出来上がり、そこには
何となく自分らしい味わいみたいなものが乗っかっているという
行程そのものが似ているところも、きっと気性に合っているのだと
思われますが、編みものをする行為を介して
わたしは過去への憧憬にとっぷりと浸ることで、
心の安寧を得ているのだ、ということに、つい先日はっと気づきました。
得てして現在編みものをしている時間も
いずれ自分にとって手放しがたい、過去の時間となるのです。
思い出されたのは随分前に手に入れた、葉っぱの坑夫さんから出版されている
「Strings; 糸ごよみ 1800年代、2人のヤカマ・インディアン女性の記録」。
(さらに原書はこちら。"Strings: The Lives of Two Yakama Women in the 1800s" )
これは1800年代のヤカマ・インディアンの女性たちが、自分達の日ごろの思い出を
結んだひもに託して、各々の暦を作ったという記録の書。
娘が生まれた時に新しく結びはじめ、結婚するときに
母から娘へひもを渡すという説もあります。
あの時のあの子の仕草、読んでいた本のこと、ちょっとしたことですが
編んでいる途中に起きた出来事が、自分で編んだ1枚にも
見えない痕跡を残しているようにも思います。
長い長い糸を編んでいくことで、とめどなく流れる時間を、現在を、
ちょっとでも記憶に留めておきたいのかもしれません。
でも今日はちょっとピアノも弾いてみようかな、と思います。
なんとなく。
*
写真のセーター。
よぉく見るまでもなく大胆に模様を編み間違ってますが、これも思い出。
2.06.2014
silent film
先日はじめてサイレント映画を劇場で鑑賞しました。
それも即興演奏を合わせて上映するという形式のもの。
フィンランドのアキ・カウリスマキ監督による「白い花びら」に
音楽を合わせたのはノルウェイからやってきたHuntsvilleの3人。
ギター、ベース、パーカッションによる編成。
サイレント映画の中での台詞は、時折字幕が表示される程度。
少しおおげさな身振り手振りを記号的に捉えながら
話の筋は、自らの想像力に大きく委ねられます。
初めての経験でしたが、これは大変にわたし好みのことだと気がつきました。
本を読む時も、仔細にわたる説明的な文章より、
そこから飛躍して自分で想像できる余地が残されている方が、
読みやすいと感じるのと同じ感覚です。
Huntsvilleの演奏は、音楽が映像の背景にまわるのではなく、
映像と音楽の立ち位置が、同等くらいのところにありました。
最初、その配置が少し意外に感じたのも束の間、
冒頭の穏やかな農村の描写も、その平穏さが、
後に迫ってくる不穏な流れをかえって助長するように、
どくどくどくどくと鼓動を打つような音楽が、映像に追い打ちをかけ、
絶え間なく差し迫ってきます。
息つく暇なく展開するストーリーも半ば、
若さもずいぶん失った女性が、いわくつきのバーで
バンドネオンに合わせ、ひとり歌うシーン。
ここでHuntsvilleの演奏がぴたりと止みます。
そうすると実際に会場では音は何ひとつ鳴っていないにも関わらず、
脳内には聞いたこともない女性の歌声が、明らかに流れてきたのです。
歌うシーンが過ぎると再び始まった彼らの演奏。
ここはとても印象的なシーンでした。
上映後、幸いにも演奏していたご本人達とお話できる機会を得て、
途中の無音のところについてお話しましたら、
あの女性の歌う歌は実在するので、あえて演奏をせず、
そこだけ音楽の有無を反転させたのだそう。
観る側聴く側も含めて初めて完成される演奏を、体感しました。
お話の顛末はさておき、どんどん都会の色に染まり、
誘惑の道へと人生を踏み外して行く登場人物のうら若きJuhaは、
最初の垢抜けないワンピースにエプロン、作業着のコートや
くるぶし丈の靴下にゴム底シューズのほうが、
よっぽどかわいらしくおしゃれで、その変貌ぶりに一番やきもきしました。
ちなみにわたしの最近いちばんお気に入りの買い物は
ベランダ用の作業用サンダル。
見るからに傾きかけた履物屋さんで見つけた、たしか¥680。日本製。
ぐりぐりした緑色と迷いましたが、ベランダのペンキの色も
グリーンだったことを思い出し、青色を選びました。
こんなのがいいの?という声もあるかもしれませんが
こんなのがいいんです。
1.24.2014
FEB-MAR 2014 LIVE
譜面台に置いているのは楽譜ではなく、編み図です。
かわらず編み進めています。
算数が得意の方は、頭の中でちゃっちゃと計算して
模様を編むことができるそうですが、
全くもって数字が苦手なわたしは
譜面を見ながら1音1音確かめて音を鳴らすように、
ゆっくり気長に編んでいます。
さてtokyo blue weepsとして、久しぶりにライブのお知らせです。
2月に再び岡山にて演奏できることとなりました。
これまでライブに足を運んだり、音源を聞いていた
WATER WATER CAMELさんをはじめ、岡山ならではの
味わい深い面々とご一緒できるそうで、とても楽しみです。
それから3月には都内で、大好きなatelier Aの仲間達と一緒に
大きなステージに立つことができそうです。
atelier Aのメンバーは、皆ステージ上に惹き付ける力がすごく大きくて
満ち満ちたものがあります。
いずれも詳細はこちら。
是非会いに来てください。
5.10.2013
パ イ ン
先日、新国立劇場にてバレエ「ペンギン・カフェ2013」を鑑賞。
3部構成でいずれの世界観にも魅了されました。
特に印象的だったのは、やはりペンギン・カフェ。
原題には’Still Life’ at Penguin Cafeとある通り、
人類によって命を阻まれる絶滅危惧動物に、視点が寄せられています。
そういった社会問題を底辺にしながら、弾むオーケストラと愉快なステップ。
すっかり世界に浸りながらも、随所で目をそむけてはならない命題を
突きつけられるような感覚を覚えました。
何より熱帯雨林の家族の描写では、壮大な音楽に包まれる中、
言葉よりも強い、真っ直ぐなメッセージに心揺さぶられました。
これまでにバレエ鑑賞をしたことは数えるほどですが、
自分にとって新たなバレエを楽しみ方を見つけた日にもなったようです。
最近はずっと家で、The Penguin Cafe Orchestraのアルバム集を
繰り返し聞きながら、舞台を反芻して(踊って)います。
ペンギン・カフェのバレエを観た翌々日に
沖縄のペンギン食堂から届いたパインをお裾分けして頂いたことも
何となく自分の中で、繋がりのある出来事に。
あっという間に5月。
随分日も長くなって、昼寝の言い訳がしやすい季節です。
2.12.2012
何 度 も
2、3年くらいに1曲の割合で
何度も何度も飽きずに聴く曲があらわれる。
端からしたら、きっともう、うんざりなほどに何度も。
もちろん耳にすると、聴いていた頃を思い出す作用が働く。
まさに京都にいてた頃、毎日聞いていたAIR " alone in Kyoto "
のちに映画Lost in Translationに流れて、はっとした。
それからこの2、3年はKyte " They won't sleep "
東京。電車のホームとか、駅から歩く道がありありと浮かぶ。
これはまだ現在のKyteのように洗練される前の
ライブ映像のよう。
ちょっと危ういくらいがいいのだけど。
ここ最近は断然Youth Lagoon " July "
とても現在。
順番に聴いてみると、なんとなく曲調も似てる気がするけど。
リズムの刻み方なんか、ものすごく共通してる。
やらないといけないことがあるのに、
今日はまったく集中力が降臨せず、こうして逃避中。
せっかく取りかかり始めた矢先、
「サンドイッチ」と書くか、「サンドウィッチ」と書くか
迷いはじめ、あっという間に迷走して戻れなさそう。
映画も同じのを何度も見たり、
そういえば食べものも同じものを食べ続けたり(チョコレート)、
偏食のきらいがある。
ふぅ。全部明日にしようかな。
1.08.2012
手 拍 子
手拍子を打ちながらうたう歌がある。
拍子にたっぷり間があり、つい思いが巡る。
そもそも拍手の意味合いとは。
皆でそろって手をたたいている時に
ひとつ思いついたのは、
そこに浮かぶ時間や、共有する記憶を
手拍子のたびに掴まえているのでは。と。
拍手の役割はきっと色々あるけれど、
歌いながらのこのひらめきが、今のところ一番しっくりきている。
脈々とつながる時間に則って、これまでも、これからも、
自分は変わらず自分であることを最近切に思う。
今年もたくさん笑って
どうぞよい1年でありますように。
掴まえたくなる時が、さらに多くありますように。
11.17.2011
さ ら に
先週につづいて、よいライブを堪能。
堪能というより遭遇したような、
またもその場にたまたま居合わせた感じ。
Tomi Lebrero と テニスコーツ と TAPE。
それぞれと共演する曲が、
場の空気もグラデーションにするひと刷けのようで
たまらなくよかった。
バンドネオンとギター、それから足で鳴らすベルを使って
ひとりきりで会場に音楽を充満させるTomi Lebreroに、
演奏後、あの足のステップで鳴らしてた楽器は何?と質問したら、
「あればベル。popoyansが使ってた。中国製かなー。」とのこと。
アルゼンチンの楽器かと思っていたら意外な答え。
そこにも人柄がうかがえて、何ともかわいらしい人だった。
いつか年老いて、色んな記憶が曖昧になった頃にも
この日の様子のことなどは、さらさらと話せたりするのと思う。
そういう記憶の残り方。
帰り道には星がきれいによく見えて、
これはライブ帰りで高揚してるから、そう見えるのかと思ったら
急に冷えたため空気が澄んだのだ、と翌日教えてもらう。
いつも冬が近づくと、空気もしんと静まって、
心のうちも透けて見えてしまわないかと
ひそかに心配している。
冬にはいまだ頬が赤くなるのもはずかしい。
いっぽうで、寒さにこごむことなく冬を過ごせるよう、
今日ひと駅分歩いた間に、いま一度気合いを入れ直した次第。
まるで怖いときに大きな声で歌って振りはらうような気持ちは、
夏生まれなりの冬対策。
11.11.2011
毎 日 を
昨日思った明日が今日なのに、
いつも明日明日と思ってしまいがち。
けれども、キチムでの小金沢健人さんの映像に、
原田郁子さんとトンチさんが即興で合わせる歌声は
今まさに、そこにいる人と時間を分けている。ということを
ゆっくり手を引いて諭すように、広く大きくフロア中に響いた。
見る、食べる、歌う、聞く、踊る・・・
すべてのことが一体となって
自分の皮膚に浸透していく不思議な夜。
その特別なライブイベントの前日も
塩川いづみちゃんと、女の人の内側について話していたところ。
口にしても、ぽかんとされることも多いこの話題に
心しっくりと来たのはいつぶりだろう。
今週は特別ぎゅっと濃縮された日が続き、
大阪から帰ったばかりのわたしに
ほら東京も悪くないでしょう。と見せられているかのようだった。
2011年も12月の最後の日まで
ぎゅうぎゅうにして過ごせたらいいな。
10.22.2011
い つ か の ど こ か
今回のツアータイトル " travel to home "
よくぞこう名づけたなぁ、と思わずにはいられない。
東京で出会った幾人もの大事な人と
生まれ育った大阪で会えたことは
本当に不思議な感覚で、すごいすごい嬉しかった。
最初、おずおずと東京にやって来た時には
想像もできなかったこと。
ただ到着地点はhomeなんだけれど、
わたしには今そう呼べる場所はないなぁ、と気づく。
言い換えると、どこでもそうなり得るということ。
明確な場所というよりも、
あぁこの瞬間。何も話さない今。ただ座っているだけ。
何でもない時ほど、そのようなものの片鱗が
目の前をちらちらと行き交う旅だった。
ほんとに楽しかった。
あたたかい気持ちを分けて下さった
すべての方に心より感謝。
またすぐ帰るけど!
9.14.2011
失くしもの
いそがしいの隙間に参加した
小林エリカさん松本 力さんVOQさんによる
「天使の話・失くしもののワークショップ」が
たいへんよい時間でした。
自分の失くしたものを思いながら、
壊れた天使を修復する作業。
世田谷教会も本当に心落ち着く場所です。
それからいそがしいの合間に読み終えた
同じく小林エリカさんの「親愛なるキティーたちへ」も、
未だ心に余韻の残る、大切な1冊となりました。
自分がいかに小さな枠の中にとらわれて生きているか。
電車の中で何度も問いただされているような
気持ちにならざるを得ませんでした。
そうしてはじまったtokyo blue weepsのツアー"travel to home"。
先日共演して頂いたSOBAYAさんomu-toneさん共に
ほんとに興味の尽きない女の子達ばかり!
"travel to home"と題して、思いの宿る場所を辿る旅になると
想像していたけれど、これはもしかして
新しいhomeを見つける旅になりそう!と
もはや確信に近く、今そう思っています。
秋から冬にかけては、できたら図書館などにひとり籠っていたいと
口では言っていますが、やっぱりたくさんの人と出会って
また仲を深められたらいいなぁという気持ちは
ますます膨らむばかり。
失くしたと自分でそう捉えているだけで、
失うまえと変わらない部分も実は多かったり、
失ったからこそ、もっと大きな存在になっていたりすること。
毎日の気持ちの状態も変化しますが
なんとなく最近そんなことを考えています。
さぁ週末はいよいよお祭り、そして滋賀でライブです。
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