もう来年の手帳のことなど考えたりしている。
今年いちばん最初に観た映画「ルルドの泉で」から、
静かに興味の先が繋がっていて
ルルドの泉にまつわる本を、いくつか読んでいた。
それとは別に、浜田山の本屋さんで青土社フェアをしていた際
即座に購入した「フランシス・ジャム散文集」。
分厚い本なので、思い出す都度、かいつまんで読み進めていたところ、
秋になって、"わが娘ベルナデット"という章を見つけ、
先のルルドのお話とベルナデットが、自分の中で一巡してつながった。
そういうささいな繋がりが、小さくたくさん散らばっていることが
私にとって幸せの糧である。
久しぶりに行ったアトリエ Aでは
初めて参加したさちかちゃんと一緒に時間を過ごした。
あどけない少女の風貌そのままに
「わたしはピンクが好き。リボンが好き。舞踏会も好き。」
と、次々と出てくる好きなものは全部全部かわいいもの。
心からときめいたのは、
「アリエルが一番好き。わたし魚座なの。」
と言って、丁寧に人魚姫を描いていたところ。
そうして自分だけに特別に惹き付ける気持ち、
私もすごくわかる!と大きく共感。
アトリエの帰り道、ムギハナの前で
ずっとお会いしたかった方を、ちらとお見かけできたこと、
あきらめかけていた憧れの絶版本が
本屋さんで偶然にも見つけられたこと。
その日に起こったことひとつひとつが
愛しい記憶となって自分の中に折り重なっていく。

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